2022年11月号

蛇口用凍結防止アダプターのご紹介

カレンダーQRコードによる情報配信「11月」は、 自動散水・冬場のトラブル対策「凍結防止アダプター」についてご紹介させていただきます



カレンダー11月ヘッダ

冬場に多発、凍結破損トラブル!

まず簡易コントローラーの仕組みをご紹介します。
簡易コントローラーは常時蛇口を開放して、本体内蔵の電磁弁が設定時間に開閉します。いつも内部の電磁弁まで、常に満水の状態で水が来ています。この部分は露出しており、気温の変化を受けやすくなります。水は凍結すると体積が増加するため、電磁弁内の水は、逃げ場が無くなると膨張し、内側から電磁弁を破壊してしまいます。

冬期の散水機を使わない場合は蛇口を閉め、本体を取り外すのが理想的ですが、外し忘れてしまう事も度々あります。

さらに詳しい解説は、こちら








カレンダー11月03

現在に至るまでの過程

グロ―ベンが自動散水システムの発売を始めたのが30年ほど前になります。発売当初は自動散水といえば商業施設等の大規模への導入が多く、本格的な埋設配管が必要な電源式コントローラーが主流でした。今から15年程前から一般の戸建住宅でも、蛇口に簡単に取り付けるだけの簡易コントローラーの採用が増加しました。 蛇口接続タイプの簡易コントローラーは、冬期の凍結問題が弱点でコストと耐久性のバランスがネックとなり、積年の課題となっていました。そして、2021年に現行品の蛇口取付型の凍結防止アダプターを発売することができました。 
(画像をクリックすると拡大します)

 

 

特許取得済の凍結防止アダプターの仕組み

立水栓、蛇口はそのままで、蛇口とコントローラーの間に簡単に取り付けられます。既存の製品にも追加取付可能です。サーモエレメントが温度を感知して、約2.5度以下になると少量の水を自動で排出してコントローラー内部の凍結を防ぎます。 ※使用流体が5℃以下、及び使用環境が-15℃以下になる地域では使用できません。 ※排水された水が凍結する場合があります。

 

 

低温時に水を逃がす様子

昨年発売を開始した蛇口用凍結防止アダプターを実際に取り付けて撮影しました。低温時に、内蔵のサーモバルブが解放されて、水を排出する様子をご覧頂けます。
画像をクリックすると動画再生します。

 

 

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