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自動散水の基礎知識

自動散水のよくある質問と見積り前の確認事項

 

施工業者様からのよく頂くご質問をまとめてみました。

お勧めのAC100V電源タイプを中心にご紹介しています。

今後、自動散水システムのご提案の際に参考にして頂けたら幸いです。

自動散水見積り前の確認事項
  • 植栽エリアは?
  • 給水について
  • 電源について

現場状況の確認

平面図で現状把握

縮尺の分かる平面図を元に、散水計画を行い、各部材の必要数を拾い出します。

 

給水ポイント

どこから水を引き込めるか?

水の勢い(水圧)はどれくらいか?

現状はどうなってるか?

電源ポイント

コントローラーは電磁弁の開閉をし、散水開始や停止を制御する心臓部です。電力条件や予算、仕様などにより、快適な商品をご提案します。

各機器の設置例

設置スペースが必要

各機器同士はそれぞれケーブルで接続され、設置スペースが必要になります。壁面固定が不可能な場合は独立柱が必要です。

 
センサーオプションがあります。

雨風がかかる箇所に設置して下さい。屋根やひさしのある場所は避けて下さい。

『センサーは野ざらし』がベストです!

 

 
電磁弁BOXのスペース

4系統仕様の現場だと1.5m×2.0mになります。深さも30㎝の掘削が必要な為、残土が0.2立米程、発生します。 

 

各機器の仕組み

電気が無くても手動開閉

電磁弁で「ソレノイド」と呼ばれる部品は中が電磁石で、通常ネジが閉められた状態が正常です。ONの方向に1/4緩めると、電磁弁解放時と同じ状態になり、通電していなくても水を出せます。設置直後の試運転や停電時に便利です。

 
電圧を下げて、省エネ

電磁弁の開放には大きな電力を必要としないため、AC100Vタイプのコントローラーにはダウントランス(変圧器)が内蔵され、通電時開放を行うAC24Vタイプ電磁弁の開閉を行います。電磁弁にAC100Vを直接つなぐと大変危険です。

 
レインセンサーの仕組

センサーにはコントローラーから絶えず電流が送られ、内部を通過して、通常はコントローラーに戻ります。しかし、降雨時にはセンサーへ送られた電流を遮断する事で、コントローラーは降雨の判定を行います。 (接点B:ノーマリークローズ)

 

電源ケーブル/電磁弁ケーブル/埋設配管

PF管で保護

剪定時に切断してしまう可能性もありますので、PF管(またはPE管)保護して下さい。

 
電磁弁ケーブル

赤2本の場合、極性はありません。どちらかの線をそれぞれのコントローラーに接続して下さい。赤と黒の場合には赤を番号の端子台へ、もう一方を『C:コモン集合線』にしてください。

 
 埋設配管の深さ

約30㎝程埋設してください。深過ぎると掘削、埋戻しの作業が大変になります。

※地域によっては、凍結深度を考慮してより深くしてください。

 

スプリンクラーについて

便利なジョイント!

スプリンクラーはグラウンドレベル(GL)に合わせて埋設する必要があります。埋設したパイプに直接する場合はパイプ深度の誤差が直結します。必須の部品ではありませんが、付けるとGLレベルだけでなく、平面上のスプリンクラーの微調整もできます。

 

 
横でも接続が可能!

スプリンクラーは底部ではなく、側部からも給水管と接続が可能です。側部のカバーを取り外して底部に付け替えて接続してください。

 
スプリンクラー飛距離

奥行きが狭い場合はオプションノズルを使用して下さい。奥行き1.5mで横方向は4.5mの長方形型に水が出るスクエアタイプや飛距離のより短いライトグリーンノズルを使用します。

 

ドリップチューブについて

チューブホルダーの設置

・現場で自由に調整。

A:チューブ同士は500mm間隔が標準

B:チューブホルダーは1mピッチ固定が標準

 (曲がり応じて増やす)

C:樹木を1周させてもOK

 

ドリップチューブの接続(継手)

・ネジはJIS規格で共通

給水管との接続はクイックメイルアダプターを使用します。90°はクイックエルボ、3方向に分岐する時はクイックチーズを使用します。

 
 

 

手動散水の接続:水栓とチューブ

 

蛇口につなぐ場合

A:蛇口用メタルアダプター:C10SBK520

B:クイックメネジアダプター:C10PJ726

 
散水栓につなぐ場合

C:耐圧給水ホース:C10SBK00H

D:3/4 16mmクイックメイルアダプター:C10PJ724

 
市販のホースにつなぐ場合

E:ホース用カップリング:C10SK1520C

F:ネジ口金:C10PP522

G::3/4 16mmクイックメイルアダプター:C10PJ724

 

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